■ 一階 ・ 210号室 ■ 家賃:銀貨一枚+トイレ掃除、その他労働

「ジーヴァ」

一階ロビー脇、トイレのすぐ側にくたびれた木の扉があります。
トイレと間違えて入ってくる人が日に二人は居るというこの部屋は、この宿一番の安部屋なのだとか。
入ろうかどうか遠巻きに迷っていると、突然ドアが乱暴に開きました。

「んぁ?」
中から出てきたのは長身の男。寝起きなのか、かなり不機嫌な様子。
短い髪は寝癖でエライ事になっています。頬にはうっすら涎の跡まで。

部屋はかなり散らかっています。風通し、日当たりは絶望的です。
踵を返しかけると、男が慌てて腕を掴みました。
「おい、せっかく来たんだからよ。茶ぐれぇ飲んでけよ、な?な?」
どうやら彼は意外と寂しがり屋のようです。



可哀想だから自己紹介ぐらいさせてやってもいいかな。
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知り合い少なそう…。
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お茶菓子を出された。仕方ない…思い出話を聞いてやろう。
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こんなムサい所には居たくない。ジーヴァを足蹴にして帰る。
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